ユニサウンド(UNISOUND) ヤフオク!店の評判・評価は本当に良い? googleレビューやどちらでもない評価から分かった評価の実態

UNISOUND (ユニサウンドヤフオク!店(id:unisound045)でオーディオ製品を落札した。

 

入札時に評価率を確認したところ良い評価の割合が 99.7 % を超えており、また実店舗もあるようなので信頼できる出品者と判断。

 

今回落札した商品は、

商品ランク【C】使用感・経年感や、軽度な破損・欠損等は見受けられるが、通常使用において問題のない商品。

という状態説明で、写真では確かにスレや小傷があるものの目立つ大きな傷はなく普通に使う分には問題ないと思った。

 

支払い後、挨拶と事務連絡を支払い備考欄と、取引メッセージから連絡しないと返信しない旨の記述に気づいたので追加で取引メッセージの両方から連絡したものの、ユニサウンド側から返答がないまま突然発送。

 

不安を覚えつつも、到着したので開封してみると箱を開梱した途端に異臭が鼻についた。

これが強烈で、部屋に置いていると部屋全体が臭くなるレベル。検品時に気づかなかったとは考えづらい。

 

流石に使うには臭いが気になるため流石にこれは使えないと思ったので返品できるかと評価欄から店側の対応の雰囲気を確認してみることに。

 

商品ページには、

「UNISOUNDの、あんしん初期保証!!

★商品到着後、できるだけお早めの状態・動作確認をお願いいたします!!

・到着した商品に不具合や破損等の問題があった場合は、商品到着後7日以内にご連絡ください。返品返金にて対応いたします。」

との記載があった。

 

ところが評価欄の悪い評価を見てみると、「ランク付けされていた商品だったのにジャンク品だった」「商品の割れが見えないように商品写真が撮られていた」「記載のない亀裂があったので返品を要求したら客に真贋の鑑定書を要求してきた」等のレビューが寄せられていた。

ヤフオク! - unisound045さんの評価一覧

 

そしてこれらに対する店側の返答の多くが、「状態未確認の現状渡し品の旨商品ページに記載」「状態は商品ページに記載」などの自身の正当性を主張する文章とともに「当方に不備・落ち度のないお取引であると判断いたしております。評価・お取引につきましてご一考ください。 」というほぼ同じ構成となっていた。

ところが当該出品ページを確認してみると、特に状態が詳しく記載されていなかったり、動作確認をしていないランク付けになっているにも関わらず状態が良いかのような商品説明となっている。

実際、返金対応についても「未確認部分の不具合等については返品返金対象外」など商品の状態についての反論は記載されておらず、明らかに商品に問題がありそうな例でも対応していないのが伺える返答があった。

 

説明のない商品の欠陥について反論も対応内容の記載もない。

ヤフオク! - unisound045さんの評価一覧

商品ページにも、評価にあるようなダメージの記載が一切なく比較的良好な状態を伺わせる説明。

ヤフオク! - Charles Brugere シャルル・ブルジェール バイオ...

 

対応の良い業者であれば仮に先に悪い評価がつけられても対応の姿勢を見せたりクレーマーであれば具体的な経緯が察せられるような返答をしたりしているのが通常で、この調子では返金対応の実現は難しそう。

このような出品者と交渉するのは時間の無駄になる可能性が高いため、取引連絡がなかったこと・商品に記載のない瑕疵があったことを書き記した悪い評価を付けて済ませることにした。

 

すると先のようなテンプレ返信とともに、報復評価をしてきた上「どちらでもない」以上に変更するよう要求するメッセージが。

 

ヤフオクのシステムでは「どちらでもない」は良い評価率の計算から除外されるため、どれだけ「どちらでもない」が付いても評価率には影響を与えない仕様となっている。良いではなくどちらでもない評価で相手の不満を抑えつつ評価率を誤魔化そうという意図が見える。

 

実際に「どちらでもない」評価を確認すると、ストア側が特段対応せずに報復評価で評価の内容が変更させられたと思われる例も見られる。

ヤフオク! - unisound045さんの評価一覧

 

 

当然、支払い等こちらに落ち度はない。

相手方が報復評価を人質に評価の変更を迫ってきたので、試しに相手の文章をほぼコピペする形でそのような不当評価をするのであればレビューサイトへの経緯記載などを辞さない旨連絡した。(当然相手が評価を変更するとは思っていない。相手が自分が送信した文章と同じ文章を送られてどう反応するかを見てみたかったのである。)

すると、異臭が汚れに含まれることは「容易にご理解」いただける筈、などの正当性主張とともに、

>“威迫的記載” につきましてはお控えなされますよう、強く推奨いたします。

と反論してきた。

どうやら自分の行為が威迫的であることは自覚していたらしい(笑)

 

これまで返信もなく、評価欄でも威圧的だったため突然丁寧な文体で返信されてきて驚いたが、内容は自身の利益を主張しているだけだ。

異臭を認識していたかについて争う記述があるが、汚れの記述について反論している点で認識していたことが伺われ、故意犯だろうという印象を持った。

(そもそも臭いの強さからして気づかないことはないと思うが、本当に気づかなかったのであればそれはそれで検品に問題があるといえる)

普通汚れに異臭が含まれるとは思わないだろうし、個別具体的に指摘していない時点で隠蔽の意図しかないだろう。

 

楽器を専門に扱っている店が出品しているとなれば問題になるような瑕疵についてはそれなりのチェック・記載がなされていることを期待するものだし、入札者側の心理としてはそれを前提とした価格で入札する。

 

また、ヤフオクの評価は普通取引の対応や梱包などを含めて行われる。

購入者側は評価時には、支払いは済ませて取引の義務は済ませている。現状品だから商品説明に写っていない大きな傷があっても知らぬ存ぜぬといった対応や、届いた商品に問題がないから梱包その他の対応について悪い評価をされたら報復評価で良い評価率を維持する、というのは信義則に反するやり方だと思う。

 

実店舗も構えて中古を取り扱うような業者で、扱う商品も楽器など趣味性もあり、金額も大きい商品を扱うならばもっと商品を大事に思い顧客にも真摯な対応で販売する姿勢で行っていただきたいと感じる、残念な取引となった。